DX戦略(社長メッセージ)第9回(2023.12.27)
皆様 お久しぶりです。前回メッセージは夏真っ盛りの頃でしたが、それから4か月以上経過し、年末が近くなりました。
昨年は福岡県古賀市に営業倉庫を建設し、稼働開始から1年以上経過しました。
他社の営業倉庫では扱えない10tを超える先端半導体製造装置が保管可能ということで、お客様からも高い評価をいただいております。
2023年を振り返ると、昨年からの継続事業として、福岡県古賀市・福岡工業大学・古賀市立地企業4社での産官学共同プロジェクトも続いております。
今年のテーマは、「運送業務の省力化」と「社員の採用強化」で、6月にはタイからの留学生が当社の倉庫を訪問し、重量物の運搬に関する省力化の方策について検討し、同月末に福岡工業大学において発表会を実施しました。
外国人留学生の視点は非常に興味深く、業務改善の参考にしたいと思います。
また、Webマーケティングの専門家とともに、ランディングページの作成や既存ホームページの見直しなどを行いました。
作成したランディングページは9月に公開し、Web解析も随時進めています。これにより、当社ホームページへの来訪者も増加しています。
←ランディングページの一部
台湾の半導体受託製造メーカーの熊本進出を契機に、熊本をはじめ九州圏内に数多くの半導体産業が集積していく見込みです。
このこと自体は半導体産業に関わる当社にとって喜ばしいことである一方、交通渋滞の影響による労働時間の増加など、新たな問題も生じています。
今後、情報の共有をさらに進めることで社内業務の効率を向上させ、顧客との連携を密にすることで、問題に対処していきたいと考えております。
今年の11月1日にはDX認定(第2期)の更新も無事に終了しました。
2023年は政治・経済・社会体制などが大きく変化した年であり、明けて2024年もこの傾向は続くと思われます。
外部環境の変化に迅速かつ柔軟に対応すべく、引き続きデジタル技術を積極的に活用し、課題解決に努めてまいります。