DX戦略(社長メッセージ)第11回(2025.8.5)
株式会社ヒサノ社長の久保です。
この度、当社は2年ぶりにパーパス・ビジョンをアップデートしました。これは、デジタル化の波が押し寄せる現代において、私たちが目指すべき未来をより明確にするためです。新しいパーパス・ビジョンは、当社のDX戦略ページにて確認できます。
当社の考えるDXは、単にデジタル技術を導入することではありません。あえて「人が主役」の物流を極めるためにデジタルの力を活用し、人材開発を進めていくことが私たちのDXです。デジタルは、人が持つ無限の可能性を最大限に引き出すためのツールです。
このDX戦略を推進するため、すでにいくつかの具体的な取り組みを始めています。
- データ解析による経営分析の高度化:経営の意思決定をより精度の高いものにするため、データ解析を積極的に活用しています。今後は既存システムとの連携を強化し、解析の解像度をさらに高めていきます。
- ペーパーレス化:直近ではオンライン社内申請・承認システムを導入しました。
高度物流サービスを実現するための人材開発
当社のDXの中核を担うのが「人材開発」です。高度な物流サービスを実現するため、社員一人ひとりのスキルアップに注力しています。
- AI活用人材の育成: 外部講師を招いた社内研修を通じて、AIを業務に活用できる人材を育成します。
- データ活用人材の育成: オンライン講座を活用した外部研修で、データに基づいた意思決定ができる人材を育てます。
評価・育成制度の導入
株式会社ヒサノが求める人物像は「自律的に学び、成長し続ける人」「多様な人々と協働し、チームで成果を出す人」「顧客のニーズを深く理解し、信頼を築く人」です。外部人材と連携し、新たに社員の評価・育成制度を導入して、高度物流サービスを提供するための人材開発を進めます。
これらの取り組みを通じて、「人の力」とデジタル技術が融合した、ヒサノならではの新しい物流の形を創造していきます。