DX戦略(社長メッセージ)第12回(2026.10.6)
物流エンジニアリング企業への転換に向けて
株式会社ヒサノ社長の久保です。
当社は今期から、「物流エンジニアリング企業への転換」をテーマに掲げています。これまで培ってきた輸送技術と現場対応力をさらに高め、設備導入や移設を、計画から作業まで一貫して支える体制を強化していきます。
今回は、この取り組みの内容と、DXとのつながりについてお伝えします。
1.現場に合った「運び方」をつくる
当社が考える物流エンジニアリングとは、設備の特徴と現場の条件に合わせて、保管・輸送・搬入・据付までの工程を計画し、実行することです。
たとえば、大型装置を工場へ納入する際には、搬入経路や使用する機材、作業手順を検討します。工場の受け入れ日程によっては、一時保管や関係各社との調整も必要です。
これらを一つの工程として組み立てることで、安全で円滑な納入を支え、お客様の手配・調整の負担を減らします。
2.現場の技術と経験を、会社全体で活かす
この取り組みを支えるのは、社員一人ひとりの技術と経験です。熟練者の知識や判断力を次の世代へ受け継ぎ、会社全体の対応力を高めていきます。
お客様の課題を踏まえて作業を提案し、その仕事に合ったチームを組む。そして、現場での経験を社員の育成につなげる。こうした流れをつくるため、組織や評価・育成の仕組みを整えてまいります。
3.「人が主役のDX」を、次のステップへ
これまで当社は、人の力を引き出すためにデジタルを活用する「人が主役のDX」を進めてきました。この考え方を、物流エンジニアリングの取り組みにも活かしていきます。
具体的には、現場で得た知見やお客様から伺った情報をデジタルで記録・共有し、提案や作業計画、人材育成に役立てます。情報を必要な人が活用できるようにすることで、現場での判断やチームの連携を支えていきます。
人の力とデジタルの力を組み合わせ、技術力と機動力でお客様の事業を支える。ヒサノは、物流エンジニアリング企業への転換を着実に進めてまいります。

2026年10月06日 (火)