DX戦略

ヒサノのパーパス
(存在意義)

株式会社ヒサノは、重くて精密な機械を丁寧に運び設置する作業を通して、お客様のビジネスを支えています。

~ヒサノの力の源泉は「人」~

ヒサノは、少子高齢化や労働力不足といった社会環境の中でも、あえて「人が主役の物流」にこだわっています。
私たちは、経済的安定、挑戦と成長、人とのつながり、価値を大切にし、「働くことを幸せにつなげる」会社でありたいと考えています。
ヒサノは、企業の持続的成長が社会貢献につながると信じ、社業を通じてお客様、社員、地域社会の未来をともに築いていきます。

働くことを幸せにつなげる!

働くことを幸せにつなげる
働くことを幸せにつなげる
働くことを幸せにつなげる

ヒサノのビジョン
(実現したい未来)

精密機器の保管から輸送・搬入・設置まで一貫して行うヒサノの「ワンストップ・サービス」はまさしく当社のコアコンピタンスであり、他社にはないこの競争優位性を生かし、半導体や金融・医療分野のサプライチェーンを支えています。

近年物流は、荷主の要望に応じて単に物を移動させるだけでなく、
①経済安全保障の確保や災害時の企業間の連携を目的としたサプライチェーンの強靱化
②気候変動への対応や労働環境の整備などグローバルな諸課題の解決
など物流の持続的な発展に寄与する「物流サービスの高度化」が期待されています。

ヒサノが提供する高度物流サービスは、
  • 質の高い現場作業力
  • 顧客と現場をつなぐマネジメント能力
  • 自社の優位性を高めるITツールの導入
などにより、サプライチェーンの効率化と高付加価値化のみならず、プロ人材の育成とサービスの安定供給によってサステナブルな物流の実現に寄与します。

ビジョン実現のためのデジタル技術活用の方向性

ヒサノは経営ビジョンを実現するために、
  • 業務部門においてはIT技術を活用した物流プロ人材の育成
  • 管理部門においては社内データ分析を活用した運行効率化
  • 営業部門においてはビッグデータやWebアクセス解析データを活用した顧客開拓
  • 部門横断的な情報連携による最適なリソース配分と顧客への物流提案
上記のようにデジタル技術や各種データを活用し、高度物流サービスの実現にともなう顧客満足度ならびに企業価値のさらなる向上を目指します。

ヒサノのDX戦略

株式会社ヒサノは、 DXを通して「働くことを幸せにつなげる」物流会社としてユニークな存在であり続けたいと考えています。
社会の急速なデジタル化の進展をビジネス変革のチャンスととらえ、人を採用し、教育を行い、業務環境を改善し、お客様にサービスを届け、集まったデータを解析して変革につなげます。
それぞれの段階で、デジタル化が必要な部分とアナログで解決する部分と切り分けながら、最終的な目標達成を行っていきます。
デジタル技術やデータを使った以下のDX戦略で経営ビジョンを実現します。

ビジョン実現のための戦略

ビジョン実現のための戦略
  • 01. 最適な物流の実現
    (保管・輸送・設置)

    デジタル技術を使って、保有資源(人、車、倉庫、データ)を駆使し、お客様にとって最適な物流を実現します。

  • 02. データに基づく業務プロセス改善

    業務のデジタル化によって得られるデータを分析することにより、協力会社との連携や社内業務プロセスの改善、ドライバーの能力向上、社員の働き方改革を推進します。

  • 03. 進化する物流サービスの提案
    (顧客開拓、商品企画、採用)

    受発注業務のデジタル化(横便箋システム)、新倉庫の導入による業務範囲の拡大及びウェブを含むデータ解析から得られた気づきに基づいて、新たな顧客ニーズを発見し、お客様の一歩先を見た新しい物流サービスを提案します。また、新サービスはインターネット上に先行提示し、市場の反応を見ながら展開し、採用活動も強化します。

ヒサノDX戦略

DX戦略 主要取り組み事項

当社はデジタル化を推進するため、毎年売上の1%をDX関連に投資いたします。

 
区分 具体的な内容 利用するデジタル技術 実施時期
人材開発の体制・仕組みづくり 人事評価制度 HRMツールの導入検討 2026~
キャリアパスの整備 HRMツールの導入検討 2026~
健康経営 健康支援アプリの導入検討 2026~
e-ラーニング外部研修 中小企業大学校セミナー等 2023~
顧客へのマーケティング強化 メディアミックス Webマーケティング推進(解析ツール・BIツール等活用) 2025~
デジタルサイネージ掲出(多言語対応) 2025~
情報共有環境の整備 「LINE WORKS」のさらなる活用 2025~
顧客・営業活動の見える化 営業支援ツールの導入検討 2026~
機能別ミーティング AI、IoTによる議事録作成支援 2025~
物流業務のさらなる効率化 運行効率向上 配車システムブラッシュアップ、見直し 2025~
管理会計システム 管理会計システムと配車システムの連携 2026~
電子化、ペーパーレス 出張申請~旅費精算の電子化 2025~
プロジェクト管理 PMツールの導入検討 2026~

DX戦略推進体制

ヒサノのDX戦略は、「経営企画」による全社横断機能の強化の下、「DX推進事務局」が中心になって推進します。

DX戦略推進体制

重点取り組み事項とKPI

重点取り組み事項と2年後(2027年)の目標値は以下の通りです。

区分 重点取り組み事項 KPI(目標値)2027年
人材開発の体制・仕組みづくり 運送技術関連の資格取得 資格取得者 5人以上
eラーニング外部研修 受講人数 2人以上
顧客へのマーケティング強化 メディア登場回数 年間3件以上
ホームページ問い合わせ件数 2025年比10%増
LINE WORKS社内告知件数 年間10件以上の告知を掲載
社員1人あたり売上額向上 社員1人あたり売上高の向上(2025年比 8.0%増)
物流業務のさらなる効率化 運行効率向上 時間外労働の削減 2025年比5.0%減
既存システムのバージョンアップ 懸案事項10件を解決
社員1人あたり付加価値額向上 社員1人あたり付加価値額の向上(2025年比 5.0%増)

お問い合わせ

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